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USE CASE

「資金繰りの不安が軽減し、より事業に集中できるように」支払い.com利用で医療・福祉業者の資金繰りを解決

公開日 2024/04/26

あすな株式会社

業種
サービス業
導入時期
2022年6月
URL
https://kanade-kagoshima.com/

OVERVIEW

課題

  • 新型コロナウイルスによる資金繰りの悪化
  • 介護報酬入金までの期間が長く、運転資金の確保に苦慮

決め手

  • 審査が必要なく、利用までの手間が少ない点

効果

  • 手元資金を確保でき、資金繰りが安定
  • 資金調達にかかる労力が軽減

INDEX

あすな株式会社は鹿児島県で障がい福祉サービスと介護保険サービスを提供する企業です。

同社は「おだやかに すこやかに 地域でかなでる やさしい未来」という理念のもと、障がい・介護を区別することなく、支援を必要とする方が住み慣れた地域・通い慣れた施設でともに“その人らしく”過ごせるように日々サポートを行っています。

今回はあすな株式会社代表の上薗様に医療、福祉業界ならではの資金繰りの苦悩と支払い.com利用で得られた変化についてお聞きします。

【事業紹介】年齢や障がいの有無にとらわれないデイサービス

(UPSIDER)前田:上薗さんはどのような事業をなされているのですか。

(あすな)上薗様:デイサービス、正式に言えば通所介護の事業を運営しています。デイサービスというとお客さんもお年寄りの方が多いのが一般的なイメージだと思います。しかし私たちはお年寄りの方たちに加えて、子供や障がいを持つ方などより幅広い方たちを対象にサービスを提供しています。

通常だと制度の関係で支援対象者の年齢や障がいの有無に応じて施設が分けられており、通い慣れた施設があってもある程度の年齢になったら別の施設に移行しなければならないという現状がありました。私たちはそういったサービスの垣根をなくし、子供からお年寄りまで全ての方が通える地域の通いの場*を作ることを目指し、複数の申請を行うことでより幅広い方たちが同じ施設でサービスを受けられるようにしています。
*注:通いの場とは、地域の住民同士が気軽に集い、一緒に活動内容を企画し、ふれあいを通して「生きがいづくり」「仲間づくり」の輪を広げる場所のこと(厚生労働省による説明より引用)

(UPSIDER)前田:この事業を始めるきっかけは何でしたか?

(あすな)上薗様:元々独立する前は25年間ほど病院で働いていたのですが、その時期に感じていた今の医療保険の流れに対するもどかしさが独立を決めたきっかけでした。私が病院に就職した頃は十分なリハビリの期間が与えられていたのですが、徐々にリハビリの期間に日数制限がつき始め、十分な準備ができていないのにリハビリを切り上げられ家庭に返される人たちが増えていきました。

もう少し時間があればよくなったかもしれない人たちがどんどん帰らされている様子をみて、そのような人たちが通える場所やリハビリが終わった後も健康を維持できる場所を作り、健康で楽しい人生を過ごしてもらいたいと思いました。その思いがきっかけとなり、私たちはデイサービスとしては珍しくリハビリの専門職を手厚く置いて子供から大人まで健康に長生きしてもらうための環境を整えています。

(UPSIDER)前田:そういった事業を営まれる上で大変なこともあると思いますが、どういったところにやりがいを感じますか?

(あすな)上薗様:お客様からの感謝の言葉はありがたいですし、やりがいに繋がります。また過去に市が行なったサービス利用者の健康維持への貢献度調査では、50事業者の中で2番目の評価をいただくことができ、そういった第三者からの客観的な評価も「自分たちのやり方が間違っていなかったんだ」という自信にも繋がり嬉しさを感じます。

【利用前の課題】コロナ禍で起業、信用不足により資金調達が難航。

(UPSIDER)前田:上薗様が事業を開始された時は新型コロナウイルス感染症(以下、コロナ)拡大の真っ只中だったと思いますが、何か事業への影響もありましたか?

(あすな)上薗様:自分たちが営む通所介護はコロナの影響を受け、結果的にかなり悪い状況から事業を始めることになりました。たとえば通常お客さんを集める時はケアマネージャーと呼ばれる介護のプランを立てる方に自分のサービスを活用してもらうように営業をかけ、お客さんを紹介してもらうのですが、この営業活動がコロナの影響でできなくなりました。営業活動の代わりにポスティングなど他の集客方法を試したものの、やはり当初の想定よりも売り上げが立たず苦労しました。

(UPSIDER)前田:そういった厳しい状況の中で開業されて何が一番大変でしたか?

(あすな)上薗様:起業したてで信用がない中で資金を調達していくのが大変でした。元々前職で事業計画を立てる経験はありましたが、それでも信用が全くない中で資金を集めていくというのは初めての経験だったのでとても苦労しました。当時はコロナ融資などもありましたが、私たちみたいな事業を始めたばかりの事業者だと前年度実績との比較ができず融資を受けられないなど、資金繰りの面でも思うようにいかないことがありました。そういった時に支払い.comに出会い、サービスの利用を始めました。

【利用後の変化】手元資金を残せるようになり、資金繰りのための業務も軽減 

(UPSIDER)前田:支払い.comにどういった場面で助けられていると感じますか?

(あすな)上薗様:手元に資金を残すことができ、安心して事業運営を行えるようになったという点で助けられていると感じます。私たち介護事業者は、国へ介護保険の請求をしてお金をいただくのですが、通常は申請から二ヶ月後に申請した金額が振り込まれる形となっており、その間も毎月の給与や家賃の支払いなどで手元資金がなくなっていきます。コロナの影響でいつ事業継続ができなくなるかわからない不安定な状況の中では手元資金が出ていってしまうのはとても不安でした。そういった意味で支払い.comのおかげで手元の資金を残しておけるようになり、余裕が出てきたと感じます。

(UPSIDER)前田:その他に支払い.comと出会った前と後で何か変化などありましたか?

(あすな)上薗様:より現場の仕事に集中できるようになったと感じます。支払い.comと出会う以前は資金繰りの不安を解消するために融資を得るために金融機関にアポをとり、資料を作成して融資をお願いしに回るなどどうしても現場から抜けないといけないことが多くありました。支払い.comと出会った後はそういった資金繰りに関する面倒な作業が必要なくなり、より現場に集中できるようになりました。ここまで自分の事業のやり方を崩さずにやって来られたのも支払い.comというサービスがあったからだと思います。

【今後の展望】地域の人々を想う、あすな株式会社のこれから

(UPSIDER)前田:最後に上薗さんが今後していきたい事業や挑戦などあれば教えてください!

(あすな)上薗様:今後は今の店舗に加えて新しい店舗の出店を進め、自分の考えるコンセプトにあった事業を拡大させていきたいです。私たちのデイサービスの名前である「かなで」は「地域でかなでる やさしい未来」という標語にかけられており、小さな子供から大人まで皆さんが住み慣れた街で元気に楽しく過ごせるようにという想いが込められているんです。今後は店舗出店を進めていくことで地域の人々の通いの場や生活の場、就労の場になるような空間を増やし、地域の人がより楽しくその地域に暮らせるような事業を拡大させていきたいです。

(UPSIDER)前田:素敵な想いですね!今後も上薗様のパートナーの一社として上薗様の挑戦を見届けるとともに新しいサービスの展開などを通してより一層上薗様の挑戦の後押しができるように引き続き私たちも前進して参ります!本日はありがとうございました!

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