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ファクタリングを相見積もりする際のポイントは?注意点・手順・おすすめの資金調達方法も解説

ファクタリングを相見積もりする際のポイントは?注意点・手順・おすすめの資金調達方法も解説

ファクタリングの相見積もりは、より良い条件でファクタリングを利用するために重要です。しかし相見積もりをするとき、どこを比較すれば良いのかがわからずに困ることもあるでしょう。

そこで今回は相見積もりでチェックすべき項目と注意点、見積もりの手段についてご紹介します。資金繰りに困っていてファクタリングの利用を検討している事業主の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

ファクタリングを相見積もりすると良い理由

ファクタリングを相見積もりすると良い理由

ファクタリングを相見積もりするメリットについて確認します。

ファクタリングを相見積もりすると良い理由

手数料の相場がわかる

ファクタリングを相見積もりすると、ファクタリング会社がどれだけの手数料を設定しているかだいたいの傾向がつかめます。一般的に買取額の5%〜20%が相場ですが、正確な手数料率を知るためには相見積もりが有効です。

悪質な業者を見抜ける可能性がある

相見積もりすると契約条件の比較ができるため、悪質業者を見抜き、避けられる可能性があります。2社よりも3社・4社と見積もりを依頼したほうが、不審な条件の有無に気づきやすいものです。

ファクタリングを相見積もりする際のポイント

ファクタリングを相見積もりする際のポイント

ファクタリングを相見積もりする際のポイントを3つ紹介します。

ファクタリングを相見積もりする際のポイント

余裕を持ったスケジュールを組む

見積もり結果を吟味し、より好条件なファクタリングを選ぶためにも、見積もりの期間は長めに確保しておくことをおすすめします。

資金が必要となるタイミングをあらかじめ予測しておくと、各ファクタリングを比較できる時間が取りやすいでしょう。時間に余裕がないと手数料や資金調達の速さだけに注目してしまい、悪徳業者を選んでしまう可能性があります。

利用目的を洗い出して2社間・3社間のサービスを選ぶ

2社間・3社間では以下のように特徴が異なります

形態メリットデメリット
2社間・資金調達までが早い・取引先に知られにくい・手数料が高い・掛け目が低い
3社間・手数料が低い・掛け目が高い・資金調達は2社間よりも遅い・取引先に知られる可能性がある

例えば、今すぐに資金調達が必要な場合は2社間を、なるべく手数料を低く抑えたい場合は3社間を選ぶと良いことがわかります。

見積書に記載されている項目を知っておく

ファクタリングの見積書には、一般的に以下の項目が記載されています。

項目記載される内容例
取引種別「売掛金売買」など
売掛先取引先の法人・個人名
売掛金総額各取引先の売掛金総額
買取対象金額売掛金のうちファクタリング会社が買い取る金額
買取非対象金額売掛金のうち、ファクタリング会社が買い取らない金額
譲受人売買益ファクタリング会社の売買益

ファクタリングの相見積もりで比較すべき4つの項目

ファクタリングの相見積もりで比較すべき4つの項目

ファクタリング会社に見積もりを取る際は、以下の項目を比較しましょう。以下の4点が確認できないと業者が誤魔化している可能性があります。きちんと問い合わせて明瞭にしておきましょう。

ファクタリングの相見積もりで比較すべき4つの項目

①手数料

ファクタリングの手数料は、以下の式で算出されます。

手数料=売掛金×買取額×手数料率

手数料率は買取額の5%〜20%前後に設定されていることが一般的です。例えば売掛金が400万円あるとき、買取率が80%・手数料率15%ならば、手数料は48万円となります。

また、2社間ファクタリングよりも3社間ファクタリングのほうが未回収リスクが低いため、手数料が安くなる傾向にあります。

②償還請求権の有無

償還請求権(リコース)のあるファクタリング会社は選ばないほうが無難です。償還請求権があると、売掛金を回収できなかった際に利用者が債務を負う必要があるためです。

償還請求権のないファクタリング会社を選ぶと、万一未回収の場合でも損害を負わず事業に影響を与えにくいでしょう。

③入金の速さ

ファクタリング利用時の入金日数は即日〜4日ほどに設定されていることが一般的であり、銀行の融資などよりも早く資金調達が可能です。2社間ファクタリングよりも3社間ファクタリングのほうが、入金までの日数が長くなる傾向にあります。

④掛け目

ファクタリングの掛け目は、売掛金のうち買取対象となる金額の割合であり、掛け目が高いほど資金調達額が大きいです。

掛け目は売掛先の運営実績やファクタリングの利用実績などから設定され、未回収リスクが高いと低くなり、未回収リスクが低いと高くなります。2社間・3社間で比較すると、3社間ファクタリングのほうが掛け目が有利になるケースが多い傾向です。

ファクタリングを相見積もりする際の注意点

ファクタリングを相見積もりする際の注意点

ファクタリング会社に見積もりを依頼する際、以下の5つに注意します。

ファクタリングを相見積もりする際の注意点

売掛債権を二重譲渡しない

ある債権を2社に譲渡する二重譲渡は違法であるため、避けなければなりません。

相見積もりした流れでうっかり別のファクタリング会社に同じ請求書を送信してしまい、二重に売却する可能性もあるため、手続きを進める際には気をつけてください。

二重譲渡すると法務局に知られたり、ファクタリング会社から告訴されたりして事業が継続できなくなる可能性があります。

条件に不審な点がないか確認する

相見積もりで得られた見積書を比較して、手数料だけでなくその他余計な費用が発生していないかなどを確認する必要があります。

明らかに事前の説明と違う費用や不明な項目が含まれていた場合は、見積書を発行したファクタリング会社に問い合わせるか選択肢から外すと良いでしょう。

実際にファクタリングを装った違法な金融業者も存在し、金融庁が注意喚起しています。【参照元】ファクタリングの利用に関する注意喚起|金融庁

相見積もりの結果ファクタリング会社を決め、売掛金の売買契約に進む際も、条件のチェックは欠かせません。

手数料が相場から外れていないか

ファクタリングの手数料相場は以下が一般的な数字と言われています。

方式手数料(売掛金に占める割合)
2社間ファクタリング10%〜30%
3社間ファクタリング1%〜9%

手数料が上記の数値から大きく外れている場合、候補から外すことを検討したほうが良いでしょう。

共通の債権で見積もりを取っているか

ファクタリングの相見積もりでは、同じ債権で見積もりを取らなければ正しく比較できません

売却したい売掛金が数多くある場合、別の債権を別の会社に見積もり依頼を出してしまう可能性も考えられるので、相見積もりをする前に十分なチェックが必要です。

見積もりと記載されているか

見積もりを依頼しているのに、気がつけばファクタリング会社が申し込みまで進めてしまったり、話の流れで契約しなければならないような状況に追い込まれたりしていないかに気をつけなければなりません。

見積もりの段階で費用が発生するはずはなく、契約に合意しなければ金銭の話が出てくることはないので、見積もり時に少しでも怪しいと感じたら候補から除外することをおすすめします。

ファクタリングを相見積もりする手段

ファクタリングを相見積もりする手段

ファクタリングの相見積もりは以下の方法で依頼できます。

ファクタリングを相見積もりする手段

オンライン経由の見積もり請求

オンライン経由での見積もりは、Webで手続きがすべて完結するため申し込む側の手間は小さくなります。

しかし不明点があった際、問い合わせフォームなどからメッセージを送っても担当者が気づくまでに時間がかかる可能性もあるため、スピード面に優れているとは必ずしもいえません。

電話・メールによる見積もり請求

電話やメールで見積もりを請求する際は、以下のように問い合わせると良いでしょう。

【電話の会話例】

いつもお世話になっております。
株式会社ABCの□□と申します。

今お時間よろしいでしょうか?
(OKが出たら)

早速ではございますが、弊社にて御社のファクタリングサービス利用を検討しており、お見積もりをお願いしたく存じます。
お見積りいただきたい債権は●●・××・△△の3点でして、こちらは可能でしょうか?
(OKが出たら)

ありがとうございます。
できればで構わないのですが、XX月YY日までに見積書をご送付いただければ幸いです。

なお本件は複数社様にお見積もりを依頼しておりまして、お見積もり結果をもとに検討させていただくことをご理解いただければと思います。

そうしましたら以上でお願いいたします。
それでは失礼いたします。
【メールの例文】

件名:お見積もりのお願い

いつもお世話になっております。
株式会社ABCの□□と申します。

このたび弊社にて貴社のファクタリングサービス利用を検討しております。
つきましては以下の通りお見積もりいただきたく存じます。

債権:●●・××・△△(計3点)
希望納期:XX月YY日

恐れ入りますが、XX月ZZ日までにお見積書をご送付いただけますと幸いです。
なお本件は複数社様にお見積もりを依頼しており、お見積もり結果をもとにご検討いたします。
あしからずご了承ください。

一括査定で複数に同時請求

ファクタリングの相見積もりをするとき、1社ずつ依頼するよりも一括査定を使ったほうが効率が良くなります。

自分で候補を選ぶ必要がなくなり、ファクタリング会社が選んだ複数社の見積もり結果をすぐに提示してもらえるため手間は小さくなるでしょう。

一括査定のデメリットは、複数社から検討結果の連絡が来ることです。契約済みの場合など、断りの連絡をその都度入れる必要があるので、煩わしく感じるかもしれません。

時短になるファクタリング一括見積もりサービス3選

時短になるファクタリング一括見積もりサービス3選

ファクタリングの相見積もりに便利な一括見積もりサービスは以下の3社です。

時短になるファクタリング一括見積もりサービス3選

各サービスの特徴を以下の表にまとめているので、各社のサービスを比較してみましょう。

サービス名称Payなびファクタリングベストチョウタツ王
審査所要時間最短30分不明不明
資金調達所要時間最短60分最短3時間最短当日
買取可能額下限不明・上限なし下限不明・上限なし30万円〜1億円
個人事業主の利用可否不可
必要書類売掛金が記載された請求書・直近3ヶ月分の入出金明細不明売掛金が記載された請求書など
手数料不明不明0.5%〜20%
運営企業株式会社JPクレスト株式会社ウェブブランディング株式会社JC

Payなび

Payなびは最短30分で審査が完了し、最短60分で資金調達ができるファクタリング一括査定サイトです。また審査通過率を重視したファクタリング会社と提携しており、審査落ちの可能性が低くなっています。

審査所要時間最短30分
資金調達所要時間最短60分
買取可能額下限不明・上限なし
個人事業主の利用可否
必要書類売掛金が記載された請求書・直近3ヶ月分の入出金明細
手数料不明
運営企業株式会社JPクレスト

ファクタリングベスト

ファクタリングベストは、法人限定で最短3時間で資金調達ができるファクタリング会社を紹介してもらえる一括査定サイトです。もし個人事業主ら法人以外が偽って契約すると、偽計業務妨害罪にあたるので申し込まないようにしましょう。

審査所要時間不明
資金調達所要時間最短3時間
買取可能額下限不明・上限なし
個人事業主の利用可否不可
必要書類不明
手数料不明
運営企業株式会社ウェブブランディング

チョウタツ王

チョウタツ王は、手数料が0.5%から利用できるファクタリング会社を紹介してくれる一括査定サイトです。買取可能額の下限が30万円であるため、小規模事業者が利用しやすくなっています。

審査所要時間不明
資金調達所要時間最短当日
買取可能額30万円〜1億円
個人事業主の利用可否
必要書類売掛金が記載された請求書など
手数料0.5%〜20%
運営企業株式会社JC

ファクタリング以外の資金調達には支払い.comがおすすめ

ファクタリング以外の資金調達には支払い.comがおすすめ

「ファクタリングは取引先に知られてしまう可能性があるからなるべく避けたい」「資金繰りをさらに改善したい」

このように考えている人もいるでしょう。ファクタリングを不安に感じる人には、以下の点から請求書カード払いの一つである支払い.comをおすすめします。

ファクタリング以外の資金調達には支払い.comがおすすめ

支払い期日を延長可能

ファクタリングと請求書カード払いが大きく異なる点が、資金繰りの改善方法です。ファクタリングは入金タイミングを最大60日〜90日前倒しする一方、請求書カード払いは支払いタイミングを最大60日先延ばしします。

ファクタリングを利用する一般的な目的は現金を早めに調達して別の取引先に支払うことですが、支払い期限を延長できればその問題が解消できるでしょう。

急ぎでも安心

請求書カード払いの必要書類は振込情報・クレジットカードの情報のみであり、ファクタリングのように身分証明書などの提示は不要です。そのため審査がなく、ファクタリングよりも手続きが手軽な傾向にあります。また取引先に利用が知られることもありません。

手数料が安い

請求書カード払いは手数料がファクタリングよりも安く、一般的に3%〜4%程度です。支払い.comなら手数料は一律4%であり、株式会社UPSIDERとクレディセゾンとが共同運営しているため安心してご利用いただけます。

まとめ

まとめ

ファクタリングをより安心して安く使うためには、複数の事業者から見積もりを取る相見積もりが欠かせません。手数料だけでなく条件に不審な点がないかなどを調べ、悪徳業者を避ける必要があります。

ファクタリングを不安に感じる方は、請求書カード払いの利用がおすすめです。支払い.comなら取引先に知られず一律4%で支払い期限を60日先延ばしでき、資金繰りを改善できます。

さらに支払い.comでUPSIDERカードを利用すると、限度額を最大10億まで設定できます。資金繰りを改善して事業運営を効率化させたい事業者様は、ぜひ支払い.comとUPSIDERカードをご検討ください。

運営者情報

支払い.comは株式会社 UPSIDERが運営する請求書カード払いサービスです。

運営企業情報

会社名

株式会社クレディセゾン

代表者

代表取締役会長CEO:
林野 宏
代表取締役(兼)社長執行役員COO:
水野 克己

資本金

759億29百万円

本社所在地

東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60・52F

事業内容

ペイメント・リース・ファイナンス・不動産関連・エンタテインメント

上場証券取引所

東京証券取引所プライム市場

証券コード

8253

従業員数

4,319名 ※2021年3月31日現在
※上記従業員のほかに、嘱託、パート・アルバイトおよび派遣社員を雇用しており、その期中平均雇用人数は1,736名(1日7.5時間換算)

会社名

株式会社UPSIDER

代表者

代表取締役:宮城 徹
代表取締役:水野 智規

資本金

14,293百万円(資本準備金含む) ※グループ連結

本社所在地

東京都港区六本木7-15-7

事業内容

法人間決済サービスの企画・運営

出資元(敬称略)

WiL/ ANRI/ DNX Ventures/ グローバル・ブレイン/ DST Global Partners/ Greenoaks Capital/ Arena HD/ basepartners/ 新生銀行/ AGキャピタル/ Tybourne Capital Management/ 三菱UFJキャピタル/ セゾン・ベンチャーズ/ みずほキャピタル/ SMBCベンチャーキャピタル/ テンセント/ 日本航空/ SuMi TRUSTイノベーションファンド/ 北陸地域ベンチャー投資事業有限責任組合(QRインベストメント、Carbon Ventures)

登録

前払式支払手段(第三者型) 発行者登録
関東財務局長第00722号
PCI DSS v3.2認定事業者

加盟団体

一般社団法人日本資金決済業協会
Cloud Native Computing Foundation

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